SDGs フィリピンの貧困の現状をレポートします  その①

先日フィリピンルソン島の貧困の現状確認と支援のためのボランティア活動に参加してきました。これから数回に渡ってこの様子をご報告していきます。

画像は最貧困層のスカベンジャー(ゴミ山でゴミを拾って生計を立てている人)の様子です。

この場所には、元々住んでいた土地がゴミ山になってしまった人たちと、ゴミ山に移り住んできた人がいます。

想像を超える劣悪な環境でも住んでいる理由は、そこに仕事があり、そこで生計を立てる必要があるるからです。
毎日トラックで運ばれるゴミの中からお金になるものを拾い、ジャンクショップといわれる買取業者に持ち込んで売るのです。

例えばプラスチックは1キロ10円、ペットボトルは1キロ30円・・・くらいになるようです。
これはフィリピンの貧困層の人にとっては、とても大きな収入源となっています。

肉体労働など日雇い仕事では安定的な収入は見込めませんが、ゴミ山のスカベンジャーはゴミを拾えば、それなりの収入が見込めるとのことです。

しかし、ゴミ山に住むと言うことは大きなリスクを背負うことでもあります。数年前、ゴミ山が崩壊して大変多くの住民が犠牲になった過去もあります。

このようなフィリピンの貧困の現状を一緒にみていきましょう。そして、主に発展途上国で産出されるコーヒー豆についても考察していきます。

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