今回は、7/1から販売しております、「ホンジュラスSHG コマヤグア ブエノスアイレス農園 プロジェクトゼロ」についての続編です。
ホンジュラス中西部に位置するコマヤグア県は、同国で最初にコーヒー栽培が始められた場所と言われています。
県土の平均標高は約1200メーターで、肥沃な土地と高山気候はコーヒー生産に最も適したものです。
このコマヤグア県のブエノスアイレスは、野菜生産を主に行っている小さい村でしたが、近年農家の生活向上を目指してコーヒー生産に力を入れるようになりました。
現在は50軒程度の小規模農家が、当店のコーヒービーンズ調達におけるパートナーでもある、スイスボルカフェ・グループがコーヒーの生産支援をしているのです。
この取り組みであるボルカフェ・ウェイ(同社のSDGSな取り組み)のスタッフと、世界的な農家支援組織であるテクノサーブの協力を得て、生産性、品質向上、生産資源の有効活用の三本の柱の改善を目標に、日々生産技術の研鑽を重ねています。
また、従来ホンジュラスコーヒーの取り扱いの際に頭痛の種となっていた欠点豆や夾雑物の多さ、不安定な水分値による品質の劣化などを防ぐため 「プロジェクト・ゼロ」というスローガンで、収穫から輸出精製に至るすべてのプロセスにおいて欠点の発生を防ぐ仕組みを作っています。
そして、今ではホンジュラス・コーヒーの本来の持ち味を損ねないようにお客様にお届けすることに成功しています。
マルタケコーヒービーンズでは、「地球にやさしいコーヒー」のご提供をビジョンにあげています。当店にはピッタリなビーンズなのですね。
これからも、このビジョンに沿ったビーンズを厳選して調達していきたいと考えています。
今回は以上です。それでは、明日も良い一日になりますよう願っております。