今般、貧困支援のためボランティア活動で訪問しました、フィリピンのコーヒーについて少しご紹介します。
コーヒーベルトのちょうど真ん中に位置するフィリピン。フィリピンで生産しているコーヒー豆の種類はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種、エクセルサ種いろいろありますが、その中でもロブスタ種が90%以上を占めます。
ロブスタ種はにドリップよりもインスタントコーヒーに使われることが多いです。ロブスタ種の特徴は、雑味と苦味、渋みが伴い、野趣溢れた味です。
フィリピンは火山で出来た島のため肥沃な土壌が広がっています。そして、気候、雨量、そしてコーヒーベルトに位置しており、コーヒー栽培に最適なエリアです。
一方、リベリカ種は全世界のコーヒー豆の流通量の1%に満たない希少性のある種類です。
今回マニラの空港で購入したBo’s Coffeeはフィリピンでは有名ななコーヒー企業のようです。WEBで調べたところ、「フィリピンのコーヒーにスポットライトを当て、フェアトレードを通じて地元の農家を支援し、北部のサガダとベンゲット、山のアポ山など、フィリピン全土から最高級の豆を調達することに専念しています。 キタングラッド、そして南のマトゥトゥム山。社会的影響とフィリピンの芸術性のためのプラットフォームとして、私たちは若いブランドやコミュニティが彼らの創造性と芸術性を表現するための手段であることを誇りに思っています」とありました。
当店も理念としている「地球にやさしいコーヒー」を正に実践されており、とっても感心しました。
輸出はほとんどされていないようなので、日本国内で見かけることは少ないです。
希少な高級アラビカ種で構成されたこのブレンド豆は、スッキリとして口当たりがマイルドで、ナッツ系の香りとほのかに甘みがあるのが特徴でおいしくいただきました。
飲む度にフィリピンが恋しくなります。またいつか行きたいと思います。そして農園にも足を運べたら良いなと思います。