代表の中田です。
今回ご紹介するのは、パプアニューギニア・シグリ農園です。
赤道の丁度南の熱帯に位置するパプアニューギニア。第二次世界大戦の前にルター派の宣教師によりコーヒーが持ち込まれました。
シグリ農園は西部高地地方ワギ・バレーに1950年代末に開発された大農園。海抜1600Mの標高、清涼な気候、十分な降水量、豊かな土壌。
「1日で1年の気候を繰り返す」と言われる気象の変化など、コーヒーの生育には理想的な環境です。シグリのおいしさはその様な気候風土に負っています。
しかしながら、それに加えて、完熟チェリーを手摘み、通常より1日多い4日間をかけた手洗発酵工程、たっぷり10日間をかけた天日乾燥、完成豆の二度にわたる卓上手選別などにより、シグリのヒスイに似た蒼色と、最高級の風味、品格が出来上がるのです。
コク、アロマ、天日乾燥特有の円やかな甘味、高級品種固有の適度な酸味が絶妙なバランスでなりたっております。
当店では、今週末(3月4日~6日)に「アジアンスペシャルティコーヒーの魅力」を特集してご紹介していく予定です。
「パプアのヒスイ」を実際にご覧いただき、ご賞味いただければ嬉しいです。
今日(3月2日)は昨日より少し気温が低くなっていますが、体調管理に気を付けてお過ごし下さい。