代表の中田です。今回はスペシャルティコーヒー市場の誕生のお話です。
スペシャルティコーヒーは、1978年にフランスで開催された国際会議で、アメリカのエルナ・クヌッセン女史が「スペシャルティコーヒー」という言葉を初めて使ったのが始まりです。
「特別な気象、地理条件が、ユニークなフレーバーを有するコーヒーを生む」というクヌッセン女史のこの提唱。ヨーロッパやアメリカを中心に世界各国に広がっていったのです。
全米コーヒー協会の調査によりますと、アメリカでのコーヒー消費量は1962年がピークで、一人当たり3.12杯/1日でした。その後、他の飲料が台頭し、80年代まで減少します。
このことから、これまでのイメージを覆すフレッシュなイメージのコーヒーが西海岸を中心に発展していきました。
イタリア生まれのエスプレッソやカプチーノ、カフェラテを中核メニューにしたカフェが台頭していきました。市場を拡大するために、生産地との連携体制も構築されていきました。
当店では多数のスペシャルティコーヒーをラインナップしております。大事なことは生産地と連携した「おいしいコーヒー」のご提供をすすめることです。そのようなビーンスを調達しています。
お客さまにこのことを正確にお伝えできるよう努力していくことが重要であると思っています。
次回はスペシャルティコーヒーのキーワードを掘り下げてお話します。
それでは、明日も良い一日になりますよう願っております。