スペシャリティーコーヒーの定義として、少々固い表現ですが、日本では「カップの中の風味が素晴らしいこと。飲む人が美味しいと評価すること」「風味が素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと」「コーヒー豆からカップまでの全ての段階おいて一貫した体制・工程・品質管理が徹底されていることが必須である」とあります。
簡単に言うと「際立った風味特性を持ち、素性の明確な、折り紙付きの高品質コーヒー」ということですね。生産プロセスがサステナブルなコーヒーと言うこともできます。
「トレーサビリティー(追跡可能性)とサステナビリティ(持続可能性)」の両輪が要件となっているのですね。
私たちは、安全でおいしいコーヒーがずっと飲み続けられるということが何より大事。それが生産者との共存へと自然とつながります。当店でもそうしたコーヒー豆を厳選して調達して、サステナブルな社会の実現に微力ながらもお役に立ちたいと願っています。