コーヒーノキには様々な種があります。しかし、気温が0度を下回ると枯れてしまうんです。寒さにはとても弱い植物ですね。それに加えて、コーヒーの実が付くまでには数年という長い年月が必要です。このため、栽培可能地域は暖かい赤道付近に限られます。みなさまもコーヒーと言えば暖かいところで収穫されるという感覚はお持ちであると思います。
地球の南北の回帰線に挟まれた地域は太陽の熱を年中効率的に受けられるコーヒーのゆりかご。これこそがコーヒーベルトと呼ばれる地域です。
コーヒーベルトにあっても、コーヒーノキにはたくさんの水が必要ですので、降水量が少ない地域は難しい。
近年では地球温暖化の影響を受けて、コーヒーノキが栽培可能な地域は限られてきます。赤道周辺の山の上のほうという、寒暖の差が激しい、熱帯気候という要素が両立していなければなりません。
コーヒーの世界にも、地球温暖化の影響が色濃くでていることが懸念されています。今後もおいしいコーヒーをずっと飲むためにも、カーボンニュートラル(脱炭素)をはかり、森林を保護していかなければなりません。
当店の電動焙煎機は内燃機関を持ちません。「低炭素×デジタル」の力でみなさまをお迎えいたします。そして、SDGsにも微力ながらもお役に立ちたいと考えています。