今回は、コーヒーの価値を決める「香り」についてご紹介します。

挽いたコーヒーにお湯を注いだ時に、その熱により粉砕したコーヒーに含まれる有機物が液体から気体に変化します。これらが香りを形成します。これが「アロマ」と表現されています。

■好ましいアロマの評価用語としては、
・果実の香り、草の香り、コーヒーの粉末の香り、等があります。

■好ましくないアロマの評価用語としては、
・発酵臭、酸敗臭、リオ臭、ゴム臭、木質臭、等があります。

コーヒーの抽出液を口に含んだ時、有機物が気化し、それらの成分が放出さることにより、鼻に抜けるときに感じる香りを「フレーバー」と表現します。

■好ましいフレーバーの評価用語としては、
・ナッツの香り、麦芽の香り、カラメルの香り、等があります。

■好ましくないフレーバーの評価用語としては、
・焦げ臭、テルペン臭、化学品臭、等があります。

如何ですか？コーヒーには様々な「香り」が存在することが分かりますね。このような観点からコーヒーを楽しんでいただくと、世界が広がることと思います。ご参考にしてみて下さいね。

暑い日が続いています。体調管理をしっかりしてお過ごし下さい！