私がスペシャリティーコーヒーに出会ったのは偶然のことでした。
ふと目にした自家焙煎珈琲店に入り、コーヒーを注文しました。そのコーヒーから湧き出る芳醇なアロマ。口の含むとワインのようなフレーバーに驚きました。
元々コーヒーは好きで飲んでいましたが、「スペシャリティーコーヒーというものは今までのものと全てが違う」と感じたものでした。
それがきっかけで、自宅周辺の専門店から有名店と言われるお店まで、いろいろと楽しむようになったのです。その香り、個性、コク、奥深さに感動の連続でした。
それならば、多くの人にスペシャリティーコーヒーの魅力をもっと知ってもらいたい。そして、コーヒーを生み出す農園(森林)とその労働環境の現状を知り、携わる全ての人々との共存につながる活動(今でいうとSDGsでしょうか)をしてみたいと思ったのが創業の原点です。