今回は、カフェラテとカプチーノの違いについてご紹介します。
最近よく「カフェラテとカプチーノはどう違うんですか」というご質問を受けます。ポイントは、ミルクフォーム(泡立てミルク)とスチームミルク(ホットミルク)の比率です。
カフェラテはイタリア語で「コーヒーにミルク」です。フランス語のカフェオレと同じですね。「エスプレッソ+スチームミルク」が2:8の比率となります。
カップチーノとはどういうものでしょうか。イタリア基準のINEI(INTITUTO NAZIONALE ESPRESSO ITALIANO)では、ミルクフォーム(泡立てミルク)、エスプレッソ、スチームミルク(ホットミルク)の比率は1:1:1となります。従いまして、ミルクフォームとホットミルクの比率は5:5です。
典型的なカップチーノの後味はコーヒーの味わいが濃いですが、カフェラテの後味はミルキーなものとなります。
ミルクは60~68°に温めるのが基準です。これは、人が一番甘味を感じる温度だからです。ほどよくフォーミングされたカプチーノはミルクの甘味が生きています。
お好みの味わいによって、セレクトしていただくと良いと思います。
今回は以上です。それでは、明日も良い一日になりますよう願っております。