代表の中田です。今回はエスプレッソに関する豆知識です。
エスプレッソとは「高い圧力を加えて抽出したコーヒー」のことです。
小さな専用カップに砂糖をたっぷり入れて飲むのがイタリア流。ただし、味やカップの大きさ、豆の種類には指定はありません。９気圧で抽出されていればエスプレッソになります。

豆の種類は、イタリアではカネフォラ種（ロブスタ豆ですね）を配合しています。高級ロブスタ豆を少なくとも２５％、多くて５０％配合しています。ロブスタ豆を配合することで、アラビカ豆では抽出できない上品な苦味と深いコク、芳醇な香りを出すことができるとされています。シアトル系では、アラビカ豆１００％を使用することが多いですね。

豆の焙煎は、ロースト基準は「フレンチロースト」や「イタリアンロースト」と思われる方が多いと思いますが、イタリアでは「イタリアンロースト」という基準はありません。フランスも同様。
シアトル系では酸味の強いアラビカ豆を使用することから、それを抑えるために強めの焙煎を行います。色はほぼ黒色になります。
当店では、ブラジルのドルチェ豆をフルシティ（深煎り）で焙煎して使用しています。ロブスタ豆は現状はブレンドしていないので、シアトル系というのでしょうか。

今回は以上です。次回は本場イタリアンエスプレッソの味やクレマ等の評価基準についてお話いたします。
それでは、今日も良い一日になりますよう願っております。