今回はチャフ（生豆の薄皮）の活用に関するお話です。

当店では電動焙煎機ＮＯＶＯを使用しています。３本のシャフトから噴きつける熱風により豆が踊ります。全体に熱が通り、豆の中心からしっかり煎り上げ、焼きムラのない綺麗な焙煎が特長です。
焙煎の際、煙と雑味の原因となるチャフを焙煎中にサイクロン方式で自動除去することができます。専用ボトルに集積され、やがて廃棄される運命だったのです。
問題はそのチャフの活用方法の有無です。ずっと思案していました。

再活用方法が未定のまま保管していたのですが、ある知人から「鉢植えの植物の肥料や保温材にしたいから譲ってほしい」との依頼があったのです。渡りに船とばかりにその方に譲りました。知人の方では有効に活用していただいているとのことです。

その後はチャフを廃棄しないで保管するようにルール化しました。「ほしい」というお客さまには譲ることにして、再活用の道が開けています。

当店は「地球にやさしいコーヒー」をミッションに掲げています。チャフの活用もその一つと考え継続するようになりました。ささやかなＳＤＧＳでしょうか？

今回は以上です。今日は強い雨が降っていますね。明日は晴れて良い一日になりますよう願っております。