コーヒーチェリーから生豆へ

今回は、コーヒーの加工処理に関するお話です。
収穫されたチェリーは、加工されて生豆の状態で輸出されます。この加工処理の方法は、大きく水洗式(washed)と非水洗式(un-washed)に大別されます。
インドネシアのスマトラ島では北部では、独特のセミウォッシュド(Semi-washed)という加工処理が行われてきました。
ここでは、最初に水洗式の加工処理について解説いたします。

◇収穫   
 収穫されたチェリーは水槽に入れられ、浮く豆と沈む豆に分け、沈んだ完熟豆を使用します。浮いた豆は虫食いや未成熟の可能性があります。
◇果肉除去 
 果肉除去機で外皮と果肉をはぎ取り、ミューシレージ(粘液質)の付いたパーチメント(硬い殻)の状態になります。
◇ファーメンテーション(ミューシレージ除去)
 パーチメントを被っているミューシレージを取り除く作業をファーメンテーションと言います。発酵槽と言われるタンクに水をはり、空気と接触させることで分解したミューシレージを水で洗い流し、きれいなパーチメント(硬い殻)にします。
◇乾燥
 方法は天日乾燥と機械乾燥があり、生産国の気候にあった方法で行います。
◇脱穀
 脱穀機を使用してパーチメントを除去し、生豆(グリーンコーヒー)を取り出します。

以上が水洗式の加工工程です。コーヒー豆をご購入される際は、加工工程にも着目してみると新たな視点が広がると思いますのでご留意ください。

次回以降は、非水洗式(un-washed)セミウォッシュド(Semi-washed)について順次解説していきますね。

連日蒸し暑い日々が続いています。健康に留意され、明日も良い一日になりますよう願っております!

TOP