コーヒーの品種 SL28とは何か

今回は注目のコーヒーの品種「SL28」のご紹介です。

まるでコードネームのようなこの変わった品種名。どこから来たのでしょうか。

時20世紀初頭、当時イギリスの植民地であったケニア。「スコット農業研究所 (Scott Agricultural Laboratories)」という機関が設立されました。そこではコーヒーの研究開発も行われていました。
品種改良を経て生まれたコーヒーに、この研究所の頭文字を取って「SL」というコードが付けられたのです。この研究所コードとシリアル番号を組み合わせたものがそのまま品種名となったので、これがコードネームのような品種名が生まれた由来ということになります。

SL-28の由来は1930年代にまでさかのぼります。アフリカ東部に位置する当時のタンガニーカでコーヒーの植生を観察していたスコット研究所の研究員が、この種が乾燥耐性を持っている可能性に気づき、1931年にそのコーヒーの種子研究所で栽培しました。その結果、この種が乾燥耐性に加えて、優れた風味特性も持つことが確認されたのでした。
以降、SL-28というコードをつけられたこの品種が広く栽培されるようになったのです。

現在、SL-28はケニアやウガンダをはじめとするアフリカの国々、そして、ラテンアメリカの一部でも栽培されています。
その風味特性は、イチジクやラズベリーにも例えれるフレグランスとアロマを持っています。フレーバーは、赤ワインのように芳醇でコク深いものです。

当店でも、商品名「ウガンダ アフリカンムーンジャッカル」、「ケニア AA TOP レッドマウンテン」がラインナップされています。

是非ともご賞味いただきたい逸品です。

どうぞよろしくお願いします。

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