コーヒーにあう水は?

今回は、前回に引き続き「水」の特徴に関するご紹介です。

コーヒー液中にはコーヒー豆に起因する成分(可溶性固形分)が1~2%程度であり、その他は水です。
だから、コーヒーに使用する水質につても確認が大事なんです。

水に溶け込んでいるミネラル分の量を目安として、軟水、硬水に分けられます。このミネラル分のうち、カルシウム、マグネシウムイオンをすべて炭酸カルシウムに置き換えたものを「硬度」と言います。
単位はmg/Lまたはppmとなります。

WHOが1984年に表した基準では、0~60mg/Lは軟水、60~120mg/Lは中程度の軟水、120~180mg/Lは硬水となります。

日本の水はといいますと、軟水が多いです。50㎎未満は、仙台、京都、神戸、鴨川、琵琶湖、信濃川、四万十川等。50~100mg未満は東京。多くの地域で軟水です。ただし、沖縄の那覇は、200~500mg未満ですので、硬水に入ります。
海外は硬水が多い。中でも、ヨーロッパは非常に硬水が多いです。

軟水と硬水では味にも違いが見られます。含まれているカルシウム・マグネシウムが少ない軟水は、まろやかで口当たりがよくさっぱりした味わいです。
一方、硬水にはカルシウム・マグネシウムともに多く含まれており、しっかりとした風味が味わえる反面、「苦い」と感じてしまう場合もあります。

画像は先日訪れた四国の清流、四万十川の水(中流域)のもの。圧倒的にきれいで、グリーンが神秘的でもあります。この源流水で入れたコーヒーの味わいは格別で、軟水のまろやかさが際立ちました。
硬水と軟水、どちらがコーヒーに合うかは意見が分かれていますが、一度お住まいの地域の水質を確認してみては如何でしょうか。
コーヒーの世界が広がるかもしれません。

今回は以上です。それでは、お店でお会いしましょう!

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