夏のじりじりと焼けつくような日差しが少しずつやわらぎ、一年のなかでも特に過ごしやすい秋の始まり。
秋のお彼岸の期間は既に経過してしまいましたが、自宅庭の曼殊沙華の花が今日(9月28日)開花しました!!去年は咲くことがなかったので、とっても嬉しい。
赤く独特な雰囲気が目を引くこの花。曼珠沙華とは、彼岸花の別名です。サンスクリット語で「天界に咲く花」という意味をもつんだそうです。秋分の日の頃に鮮やかな赤色の花を1週間ほど咲かせます。
花は咲き、そして、あっという間に枯れていきます。 彼岸と此岸、あの世とこの世が最も近くなるとされるこの頃に、ご先祖様を守るために咲いてくれているのでしょうか。
彼岸の中日である秋分の日には、おはぎを食べる風習がありますね。その由来は諸説あります。一つは、小豆の赤には邪気を払う効果があるとしてご先祖に供えられたのがきっかけというものです。
ご先祖に思いを馳せながら何気ない日常の幸せに感謝する。こんな大変で激動する時代だからこそ、この花の開花期間くらいは静かにそう過ごしてみるのも良いのでしょうね。
さて、ご先祖さまへのお供えに、マルタケのコーヒーは如何でしょうか。