今回は、リベリカ種のご紹介です。3原種の最終回となります。
アフリカのリベリアが原産地。病気の原因要素が増える低地でも育つため基本的には耐病性を持つ原種。ですが、サビ病には弱い。
果実の成熟に時間を要し、樹高は10mを超える大木に育つため収穫が困難。生産性が低く、アラビカ種やロブスタ種と比べ風味も劣ります。
産地で消費される他、研究用途等でヨーロッパに輸出される程度です。原種ながらもほとんど流通しておらず、コーヒー豆の生産量の1%未満とされています。
風味はどちらかと言えばアラビカ種よりはロブスタ寄り。スッキリはしておらず、アンクリアです。
以上で3原種のご紹介は終了です。今後、品種のご紹介もしていきたと思いますのでお楽しみにして下さい。
いよいよお盆休みがスタートしますね。コーヒーを飲みながら、思い思いにお楽しみいただけると良いですね。それでは。