今回は、コンロンカ(崑崙花)に関するお話です。
写真は自宅に咲き誇るコンロンカの花の様子です。
「ハンカチの花」との別名をもつコンロンカは、熱帯地域では一年中花を咲かせる低木の庭木です。寒さが厳しい日本の気候では、沖縄などの地域を除いて、庭や外植えが難しい植物です。
アカネ科コンロンカ属に分類されており、大きな萼片(がくへん)がハンカチに見えることから、「ハンカチの花」とも呼ばれることもあります。華やかな雰囲気を楽しめます。
亜熱帯地域の原産であるため、耐暑性に優れている一方で、耐寒性には弱い植物です。このため冬を越すのが難しい。
コンロンカの開花時期は、6月〜9月の暖かい時期。もともとアジアの亜熱帯の暖かい地域で自生しており、日本では沖縄でその姿を見ることができますよ。寒い地域では、戸外で1年育てることが難しいので、室内栽培となります。ここ数年は元気がなかったのですが、今年の夏は猛暑が続き亜熱帯の気候に似ている?ことからなのか、今まで見たことがないような、たくさんの花を咲かせてくれました。
コンロンカの花言葉は、「神話」「南の風景」です。「神話」の由来は、中国の伝説の山である「崑崙山」から。また、「南の風景」は、暑い地域で自生していることや、大きな萼片がうちわに見えることから、このような花言葉がつけられているんだそうです。
当店では、アジアの亜熱帯地域原産のコーヒービーンズとしてはミャンマーのオレンジサンシャイン、インドシネシアのTRUE BLUE スマトラマンデリン、アビシニア アチェ ベルゲンダールがあります。花言葉の、「神話」「南の風景」に思いを馳せて楽しんでいただけましたら嬉しいです。
今回は以上です。明日も良い一日になりますよう願っております。