鎖国政策の日本へコーヒーが伝わる

代表の中田です。今回から日本のお話です。
1639年から鎖国政策をとっていた日本。コーヒーは長崎にいたオランダ人から1690年頃にもたらされたとのことです。
当時オランダ人と交流のあったのは、通訳や商人等の特権階級に限られました。
狂歌で有名な太田蜀山人(おおたしょくさんじん)は、コーヒーを初めて飲んだ際、「カウヒイというものを飲む。豆を黒く煎りて粉にし、白糖を和したるものなり。焦げくさくして味ふるに堪えず」との感想を述べています。初めて体験するコーヒーに戸惑う様子がうかがえますね。無理もないことですよね。皆さまはどう思われましたか?
一般への普及は近代からのこととなります。
日本に初めてコーヒーが輸入されたのは1877年。その量は18トンでした。文明開化の足音が響いていた頃のことです。
今日はこの辺で。次回はコーヒー文化が花開いていく過程のお話です。

まだまだ三寒四温が続く日々が続いています。体調管理を万全にされ、明日も良い一日になりますよう頑張りましょう!

TOP